エンタングルメントosugi3yのブログ

14年勤めた企業をやめました。映画「時の行路」尾道市実行委員

Common Lisp学習日記〜シン・すべてがNになる〜

謎の松屋カレー松屋で食べれるかは確認していない。

 少しの間の無職期間を利用して、Common Lispを勉強している。ちょっと前に天才たちの習慣を集めた書籍を紹介してくれていたブログがあったのでそれのオーディオブック版を聞いて、日々過ごしていた。そしてまあその本には載ってなかったんだけど僕が就職して4年かけて読破したリチャード・バックミンスター・フラーの「クリティカル・パス」今は廉価版も出ているようだけど、当時就職したての僕に書籍に7150円も払うのは狂気の沙汰だった。でも買ってしまった手前4年を費やしたが読破した。クリティカルパスってのは月に行くのに地上で全ての計画をてておかないといけないから月に行くけどその計画は地上で立てますよ、みたいな意味だったと思う。

www.hakuyo-sha.co.jp

 前半は科学史と戦争の歴史と目的みたいな感じで、後半は結構専門的なテンセグリティの概念の説明とかで、もう読んだはいいがあんまり理解できないし、数式はいっぱい出てくるしでなんかすごいし、そういう生き方もあるんだなと思いつつも、自分には真似できねえなと感じていたんだ。フラーは、アメリカの大恐慌の(世界大恐慌ともいう)時にカフェに行って朝から晩まで研究をしていたそうだ、定職にもつかずに。流石にそれは真似できない習慣だよなとは思ったんだけど、ちょっと暇ができたのでやってみようと最近は毎日ガストへ行っている。もう一個最近ポール・グレアムさんの「ハッカーと画家」を読んでプログラムならちょっとできるかなと感じて、Common Lispをガストでやっていたんだ。ガストには電源があったのでPCの充電ができたから。でも最近長居する客が増えたのか電源がセロハンテープで塞がれてしまったんだ。

 自分の家はプライベートの領域が強すぎて集中できないのである程度他者からの視線がある方が集中できる。これが一つに学校ってものがある意味かなとも思ってるけど、ポール・グレアムさんはそう感じてなかったみたいだけど、その気持ちも理解できる。僕だって学生当時には勉強なんて嫌いだったからね。

 学習場所を失った僕は新しい学習環境を探さなきゃいけなくなったんだ。でも最近ではネットカフェという有料スペースがあってそこならドリンクも飲み放題だし、ジャンクながらも食事もできるんんだ。それに何か勘繰るようなことがネット記事になっていた。

anond.hatelabo.jp

 なんと偶然にもガストの近くに快活クラブがあったんだ、この記事の信憑性を確かめるために僕は快活クラブへ向かったんだ。

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 確かに絵面で見ると何かを疑ってしまうような絵面だ。各ブースには中を覗けるように透明のプラスティック板の部分があるんだけど、そこが膝掛けで見えないようにしてある。中の状況は確認することが困難な状況だ。でも現実はこの視覚情報以外にも5感を通して入ってくる情報の方が多い。まずは聴覚情報だ。確かにティッシュが二箱も置いてあると男子なら用途を想像してしまうがここで僕は聴覚を研ぎ澄ましたんだ。すると基本的にはいびきか、食事をする音か、コンテンツを消費したために起きる笑い声しか聞こえてこない。元記事にあるような卑猥な状況にはなってはいない。しかも店員さんには女性もいるのでとてもじゃないがそんなことはできるはずがない。あと重要な5感情報がある。匂いだ。これも匿名ダイアリーで言及されているような状況なら特有の匂いがあるはずだ。僕は嗅覚を研ぎ澄ました。やはりラーメンの香りやカレーの匂いしかしない、記事で心配してるようなことなかった。

 そして食べ物の嗅覚情報を取得したおかげでなんだかお腹が減ってきたんだ。そしてこれも快活クラブの奇妙な戦略だとは思うけど、なぜかオンライン限定の松屋のカレーが快活クラブの店内で食べれるようになっているんだ。非常に妙だ。オンライン限定で松屋がカレーを販売しているのも妙だ。これはどういうことかというと、松屋でカレーを注文してもオンライン限定のカレーなので松屋では食べれないということだ。なのに快活クラブなら食べれるんだ。3秒ほど悩んだがスパゲッティとカレーとチャーハンとカツが入ったトルコライス*1を注文することにした。

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 なかなかボリューミで炭水化物の比率が高く、ハイカロリーで結構次の日までお腹が減らなかった。というか完全に胃もたれか、次の日の夕方くらいまで食べ物を胃が受け付けなくなった。やっぱり僕には多少の野菜が必要なんだ。それでも普通の時ならポテトフライなど誘惑に駆られる食べ物が多く販売されている。

 おっとこれはCommon Lispの学習日記だ。結構REPLの動作もわかってきて手懐けられてきている感じはする。イケそうだ。

 「ハッカーと画家」はバックミンスター・フラーを読んだ時以上の衝撃を受けたしなんか直感的にこの本に書いてあることなら僕にもできそうな気がしたんだ。それに今は自由に使える時間がある。たまに国会配信を見ながら、憲法審査会はよくわからないけれど、たまにハッカーと画家を読んで、珍しく二周目に突入している。そしてポール・グレアムさんが100年後の言語について一章を使って、書いているんだ。憲法プログラミング言語を一緒にするなと言われそうだけど、結構本質をついたことが書かれている。

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 けれど、プログラムを速く走らせるハックのためだけに言語に意味をごてごてとと付け足すなんて、スマートじゃない。

 言語のコアを公理の集合と考えると、何ら表現能力を増やさない公理を効率のためだけに追加するというのは醜いことだ。効率は重要だが、公理を追加することで達成するのは正しいやり方とは思えない。

 まるで憲法審査会で条文に新しい文言を加えようとか、緊急事態条項を加えようとしていることがスマートではないと言っているかのようなんだ。この部分はまだCommon Lispへの理解がそこまで高くない僕でもわかる。まあこんなことはこじつけだと言われるかもしれないけど、ちょっと衝撃を受けたんだよね。

 それにポール・グレアムさん自身は新しい言語Arcも作ってるから、僕もいつかはそれを学ばなければと思っているよ。

 あ、それとApple TV+のストリーミング状況がすこぶる悪いので、「TETRIS」をダウンロードした。どこに格納されたかはあんまりわからなかったけれど見れるようにはなった。これも僕にとっては珍しいんだけどこの作品も繰り返し見たくなる作品だったんだ。

 あと、変な勘ぐりは懸念で終わったって書いたけど、快活クラブには完全個室のブースがあるんだ、僕はそこでは何が行われているのかは確認できていないのでもしかしたら...ってこともあるかもね。

完全個室。入室にはカードキーが必要なようだけどその日は僕はカードキーを持っていなかった。

 

*1:本当にこの食べ物がトルコにあるかどうかはわからないが、世界三大料理の一つはトルコ料理だ。