Googleは私が正しかったことを証明してくれました、Chromeは肥大したメモリの塊でした。
By Adrian Kingsley-Hughes for Hardware 2.0|2021年4月2日 -- 10:30 GMT (18:30 SGT) |トピック グーグル
3月初旬、私はGoogle ChromeのRAMとバッテリー駆動時間に対する飽くなき欲求を、OSに搭載されている純正ブラウザを選ぶべき理由として挙げました。
Google Chromeのファンは大騒ぎして(ブラウザにもファンはいます)、私の主張を捏造だと言い、その裏付けを求めました。
その必要はありませんでした。Googleが仕事をしてくれました。
3月中旬にリリースされたChromeバージョン89は、Windows 10では「大幅なメモリの節約」、macOSでは「メモリ処理の改善」、Androidでは「パフォーマンスの向上」を約束しています。
また、Googleのデータによると、これらは小さな改善ではありませんでした。
Windows 10では、Chrome 89により、ブラウザプロセスで22%、レンダラーで8%、GPUで3%のメモリ削減を実現したほか、現在使用していないフォアグラウンドのタブのメモリを破棄することで、タブごとに最大100MiBを再生することができました。
macOSをお使いの場合は、メモリを8%節約でき、Apple Energy Impactスコアが最大65%向上します。
Androidユーザーは、メモリ使用量が最大5%改善され、起動時間が7.5%短縮され、ページロードが最大2%速くなります。
言ったとおり、これらは大幅な改善です。
しかし、Chromeは依然として肥大化したメモリーを消費するのでしょうか?
Windows 10、macOS、AndroidでChrome 89を実行してみたところ、メモリ使用量と応答性には改善が見られましたが、最も顕著な変化はmacOSのラップトップでの電力使用量です。実際の使用時のワークロードを考慮するのは難しいのですが、バージョン89では88に比べてバッテリー駆動時間が30分長くなっていると思います。
また、Windows 10では応答性の向上を感じましたが、高負荷時にはChromeがメモリを大量に消費する状態に戻ってしまうように感じます。
Androidでの小さな改善も、「どのプラットフォームでも、最適化された最高のブラウザは純正ブラウザである」という私の主張を裏付けています。
Google Chromeがより良くなることは良いことですが、Googleがまだ追いついていないという事実は変わりません。そして、Googleはファンを育て、ブラウザをユーザーが離れがたいと感じるミニプラットフォームに変えてしまったので、Chromeは本当は最高である必要はないのです。